2015年6月5日金曜日

歯の治療って進化してます

6月4日~10日まで歯の衛生週間だ。

6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」になったらしい。
今では「歯と口の健康週間」という名称になっている。

1958年から実施している週間で、国や歯科医師会などが、虫歯予防や歯周病予防のために啓発に取り組んできている運動で、80歳まで20本自分の歯を残そうという「8020運動」をよく耳にしますね。

ものをちゃんと噛むには20本以上の歯があれば充実した食生活を送れるそうですよ。

ちなみに歯科医師会のゆるキャラはお坊さんの格好をした「よ坊さん」。


私は奥歯に治療の跡があり長年経過したために、ちょっと詰めたところが劣化してきてしまったようで今年になって歯医者に通い始めた。

近所の割と評判のいい歯医者さんにかかったところ、レントゲン写真を14枚も撮られた。
歯のレントゲンは微量なので、そんなに被ばくを気にしないでいいと説明されたが、奥歯の根元がはっきり写らないので、切って中を確認して縫い合わせると説明されてこわくなって断った。

それから、よく調べて最新の技術を導入している歯医者さんに変わった。
レントゲン撮影は顔の周りをカメラが1周して撮影し、パソコンのデジタルの映像で頭蓋骨ごと撮影されたX線写真で歯の奥まではっきり映っているのを自分に目で見ることができた。
結果、歯の奥はなんともなかったので、切られなくてよかったし、今後の治療方針も丁寧に説明してもらえた。

金属の詰め物をしたくない旨を伝えたところ、保険適応で白く治せる方法があるとのこと。
それは、コンポジットレジンという歯の色に近い樹脂製の素材で、プラスチックを歯の治療用に開発されたものだ。

ペースト状のものに特殊な光をあてれば短時間で固まる。
歯をあまり削らないでもいいし、1日で治療が終わる。

あまり大きな虫歯や、強く力がかかりすぎる場所にはセラミックの方が適しているそうだが、わたしの場合コンポジットレジンが使えてとてもきれいに早く治療が終わりよかった。

今回の経験で、歯の治療の技術は日進月歩だと実感。
80歳までに歯を20本残すために、日々のメンテナンスを心掛けて、定期的に歯医者さんでクリーニングとチェックを受けて、最新の治療ができる歯医者を見つけることも大切ですね。

歯石の除去も昔みたいに、とんがった針のような器具でガリガリやられない。
水の出る超音波の器械できれいに除去してもらった後は、血も出ないし歯もつるつるピカピカだ。