2016年4月20日水曜日

マイベスト『酸辣湯麺(スーラータンメン)』

酸辣湯麺が好きで、メニューに酸辣湯麺あると必ず注文している。

ある日の女子会で酸辣湯麺の話になり、私以外の3人が「揚州商人」のが一番好きだという。

会社の近くにあり、車で前を通ることがあったが私のアンテナに引っかかることなく入ったことがなかった。

なんという不覚。近くにそんなおいしい店があったなんて。

早速、次の休日に「揚州商人」に行ってみた。

お店に書いてある情報によると、揚州商人は現在の店主が3代目で、お祖父さんは中国揚州から日本にやってきて中国料理屋を始められたらしい。

そして酸辣湯麺は店主が上海に行く度に食べていたスープ「酸辣湯」に麺を入れるとおいしいのではないかとひらめき誕生した。

つまり酸辣湯麺は揚州商人が発祥だった。

メニューは「スーラ―タンメン」となっている。

麺は細麺・柳麺、中太麺・揚州麺、太麺・刀切麺の3種類から選べる。

わたしはまん中の中太麺・揚州麺を選んだ。

コクがあり程よい酸味のスープがよく麺に絡む。

もちもちツルツルした太めの麺の食感が初体験だった。

レンゲは普通のものと穴あきがついてくる。

供されるお茶はジャスミンティーで、ピッチャーもテーブルに置いてある。

わたしは中華料理を食べる時は、ジャスミンティーをチョイスするのでうれしい。

脂っこい料理もジャスミンティーでさっぱりし、胃の中までいい匂いになる気がする。


感想は「☆3つ」の今のところベストワン。

しばらく揚州商人通いが続きそうだ。

次は太麺・刀切麺で試してみたい。










2016年4月11日月曜日

話題の奇跡のコラボソース『AMANEROアマネロ』

昭和2年に福岡でソースメーカーとして創業したコックソース株式会社が開発したコラボソース『アマネロ』が、甘くて辛い不思議な味で話題になっています。

昨年12月に発売され、1万本を売り上げてヒット商品になっている『アマネロ』はイチゴのあまおうと福岡県産のハバネロをミックスした新感覚の調味料です。

開発には1年半の期間をかけ、イチゴの甘さと、ハバネロの辛さの絶妙な組み合わせに苦心して出来上がりました。

旬の期間が短いイチゴのあまおうは、熟しすぎたり少しの傷や、規格に合わない大きさのものは廃棄するしかないので、ソースに活用できることで無駄がなくなり一石二鳥のアイデア商品となりました。


サラダ、から揚げ、肉料理、魚料理、ピザなどにかけられ、意外な使い方としてアイスクリームやチーズにかけると一味違った味が楽しめます。

テレビで紹介されたので、売切れそうですね。





AMANERO(アマネロ)【配送料:全国一律500円(レターパックプラス)】【万能ソース/甘辛…








2016年4月4日月曜日

【シネマ散歩】ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

ウッディアレンの「アニー・ホール」からダイアン・キートンが好きだった。
当時、映画のヒットと共にダイアン・キートンのファッションが話題になった。
女性が着るベストにネクタイといったマニッシュスタイルがすごく新鮮でかっこよかった。
ちなみに衣装は全てラルフ・ローレンだった記憶がある。

そのダイアン・キートンの最新作『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』だが、『恋愛適齢期』のように大人の関係のストーリーが好きな人にはきっとはまる作品だと思う。

原題は「5 Flights Up」
5階上という意味のとおり、ブルックリンの古いアパートの最上階の5階にアレックス(モーガン・フリーマン)とルース(ダイアン・キートン)の夫婦が住んでいる。

年をとってエレベーターのないアパートの階段の上り下りが大変になってきたので、そろそろ引越を考えはじめた。

アレックスは愛犬の10歳になるドロシーと、毎朝朝食を買いに行くのが日課なのだが、どちらも階段をのぼるのに息切れし、足腰にこたえる。

家を売るための内覧会がある日の朝に、ついにドロシーの腰が悲鳴を上げ具合が悪くなり入院することに。

やっぱり、エレベーターがないとだめよーとばかりに、妻のルースはアレックスを説得する。
アレックスは40年間住んだわが家を離れがたい。

学生時代に知り合い、黒人と白人の結婚が認められなかった州もあった時代に結ばれ、子どもができない悲しい現実もふたりで乗り越え連れ添ってきた夫婦の回想シーンがところどころでてきて、人生をともにしてきたふたりの歴史が見えてくる。

ニューヨークの住宅事情も垣間見えて興味深い。

かわいらしく芸達者な犬のドロシーや、ふたりのウイットのきいた会話にときどき笑いが起きる。

夫婦にとって人生そのものの部屋を手離そうとしたことがきっかけで、アレックスとルースと同じように、見ている観客も改めて気づかされることがあり、本当に大切なことを考えさせられる映画だ。

そして、ダイアン・キートンは年を重ねてもさりげない上質な大人のおしゃれを見せてくれた。

獣医さんが、犬のドロシーが入院するときに心配する夫婦にかけるセリフ

「(犬は)”今”に懸命になんです。」


先のことを心配して生きているのは人間だけで、犬はこの瞬間を懸命に生きていることに教えられる言葉だ。