2015年5月10日日曜日

いきなり団子

「いきなり団子」をご存じだろうか。
わたしが最初耳にしたのは、とんねるずの食わず嫌い王の「おみや」で某バラエティータレントが持ってきたのがいきなり団子だった。
「いきなり団子ってなんやねん」と大阪人のサガで心の中でツッコミをいれた。
心の中で・・・というのは、大阪で育ったわたしはテレビを見ながら、「なんでやねん」とか「どないやねん」とツッコミを入れてしまい「うるさい」と家族に叱られるのだ。

いきなり団子の名前の由来は諸説あるが、熊本弁の「いきなり」が「簡単に」という意味からきたようだ。輪切りにしたサツマイモとあんこを小麦で練った生地に包んで蒸したものだ。
団子となっているが大福もち位の大きさがあり、見た感じはどちらかというと”もち”である。
”いも”と”あんこ”が入っているなんて、盆と正月が一緒に来たようで女子にはうれしい。

蒸したてを食べると、モチモチの生地の中にホクホクのいもとあんこもが温かく素朴でやさしい甘さが口の中にひろがる。
熊本県のパイロットショップやデパートの物産展などでまとめて買っては、冷凍庫で保存している。
電子レンジでチンすればいつでもホクホクを食べることができるのでおすすめだ。

関越自動車道の所沢インターで「いも恋」といういきなり団子に似ている川越のお菓子が売っていたので買ってみた。
こちらは生地に餅粉と山芋をつかっている。