2015年7月30日木曜日

【御朱印】鹿苑寺(別名金閣寺)

金閣寺 舎利殿と石不動尊の御朱印
金閣寺は通称で正式名は鹿苑寺(ろくおんじ)といい、鎌倉時代に西園寺公常が西園寺を建立し、鎌倉幕府滅亡後足利義満がここに「北山殿」を造営した。

足利義満の死後、遺言により舎利殿(金閣)を残して禅寺となり、鹿苑寺と名付けられた。


世界歴史遺産 金閣寺
金閣寺の案内板

金閣寺と呼ばれているのは、正式には舎利殿のこと。

金閣寺の境内は約4万坪の広さで、「鏡湖池」に写る舎利殿(金閣)が 黄金色に輝いている。

鏡湖池に写る舎利殿

舎利殿近影
 
 鏡湖池から舎利殿を見た後、境内の小高い場所にある「夕佳亭」から舎利殿を見る。

夕佳亭から眺める舎利殿は夕日が映えて美しいことから、この名がつけられた。

夕佳亭は江戸時代の茶道家金森宗和が建てた数寄屋作りの茶室で、夕佳亭のそばに貴人榻と呼ばれる椅子の形をしている石がある。

夕佳亭から望む舎利殿
優美な姿でたたずむ金閣寺が妬ましく思うこの寺の徒弟の放火により焼失した金閣寺。
三島由紀夫の小説「金閣寺」のことを思いながら帰途についた。

現在の金閣寺は1950年に放火された後、1955年に再建されたものだ。

よく晴れた暑い日だったので、境内の売店「豆政」でかき氷を食べた。

金閣寺境内売店「豆政」の抹茶白玉かき氷