2015年6月2日火曜日

ふるさと納税とプレミアム商品券

昨年、2市に10,000円づつふるさと納税をした。
寄付金をすると希望する特産品がもらえる特典がある自治体もある。
それぞれの市から申し込んだ黒毛和牛焼き肉セットと、お米10㎏が送られてきた。

ふるさと納税をすると、2,000円を超える部分の90%が住民税から控除されるので
(20,000円ー2,000円)×90%=16,200円を
住民税から減額してもらえる。

その上、確定申告して所得税も1,800円程度還付された。
つまり、2,000円程の負担で牛肉とお米をもらえたことになる。
多少の手間はあるが、とってもお得な制度に間違いない。

私が住んでいる東京都へ納める住民税は少なくなるが、寄付した地方の自治体はその分潤う。
過疎化で若者はみんな都会に出て、地方がさびれていく中で少しでも活性化につながればいいと思うし、地方の名産が活用されれば経済効果も大きいのではないか。

それから2015年4月1日よりふるさと納税の税制改正が行われた。

① 控除額が住民税の約1割から2割程度に拡大された。

② 年間に5自治体までの寄付であれば、確定申告は不要。
   代わりに申請書を寄付自治体に郵送すればOK。(ワンストップ特例制度)

今年は、寄附金を限度額まで増やそうと考えている。

※課税所得に応じて自己負担金は2,000円以上になる場合もある。
  ネットで検索すれば、寄付金控除シュミレーションのサービスがあるので活用するといい。

それから国の緊急経済対策で、地方の経済活性化を期待してプレミアム商品券が発売されている。
それぞれの自治体で独自のサービスを計画して、すでに実施している自治体では即完売らしい。

ふるさと納税と同じく自治体によって内容は違っていて、それぞれの自治体でプレミアム率を10~30%程度上乗せした商品券が発行されている
1万円の商品券を買うと11,000円~13,000円の買い物ができるというわけだ。
ただし、地域限定で、有効期限もあるので注意が必要。
商品券以外にもそれぞれの自治体や地元商工会が、いろいろなプランを考えて話題になっている。

旅費の半額補助や航空券購入用の商品券などユニークな商品券も出ている。

私の住んでいる市の商工会からもやっとプレミアム商品券の案内が来た。
20%上乗せの商品券が発行されるが、ひとり上限10万円までで事前に購入予約をしないと買えないようだ。希望した市民全員に行き渡るのかどうか。

近くの商店街のほとんどで使えそうなので、一応申し込んでみようと思う。