2015年11月18日水曜日

羽生インター「鬼平江戸処」でタイムスリップ

那須高原にドライブに行った帰りに東北自動車道上りの「羽生PA」に立ち寄った。

2013年12月にリニューアルオープンして池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」の世界を表現した町並みが再現されている。

車から降りると、目の前に鬼平が生まれた1745年以降の文化文政時代の頃の日本橋大通りをイメージした町並みが広がっている。

関所に見立てた入口

正面には栗橋関所を見立てた建物があり、左手には鬼平犯科帳の劇中で盗賊に押し入られた大店が並んでいる。

日光街道の江戸の入り口であった「栗橋関所」が羽生PAの近くにあったことから発案されたテーマパーク型サービスエリアである。





「鬼平犯科帳」といえば中村吉衛門版の時代劇ドラマが有名だが、オープニングのナレーションが懐かしい。

「いつの世にも悪は絶えない。
 その頃、徳川幕府は火付け盗賊改方という特別警察を設けていた。
 凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改
 方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。」





池波正太郎の小説やエッセーには実によく料理やお店が出てくる。

池波正太郎の小説も面白いが、人生経験豊な筆からあふれ出る大人の男の生き方というか、粋みたいなものを書いたエッセイも好きだ。

「男の作法」は食に関すること意外にもいろいろな薀蓄が書かれていていろいろ参考になる。

また、作品に登場する料理を食べてみたくなるのも池波正太郎の魅力だ。

だからそれが集まった羽生PAは池波ファンにはたまらないだろう。

鬼平江戸処の案内

お土産もの屋さんやベビーコーナーもちゃんと江戸時代の雰囲気に作ってあり、鬼平犯科帳の世界観を満喫できる。

ベビーコーナーの暖簾がいい

お土産売り場