2015年6月11日木曜日

やる気にさせる言葉

映画『ビリギャル』がヒットしている。
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』が原作で、落ちこぼれの女子高生ギャルが慶應大学を目指して努力し合格したという話だ。

実在の本のモデルのさやかさんは、すでに慶応大学を卒業し、ウェディングプランナーになって、結婚もされている。
余談だが、昨年フジテレビの「おじゃマップ」で結婚式にスマップの香取君がサプライズ登場していた。

「聖徳太子を」を「せいとく たこ」と読んだ金髪のギャルを慶応大学に合格させた話はまさに奇跡だ。
目覚ましテレビで原作者の坪田先生が、人を指導するときに注意すべきこととして次の2点をあげている。


1. オープンポジション

相手が話しかけやすいように、足をくんだり腕を組んで威圧的な態度で接しないこと。
心も態度もオープンにして悩みや相談をきいてあげる。

2.  リフレーミング

相談者が発したネガティブな発言をポジティブな言葉に変換して相手に伝えること。

もともと心理学用語で「リフレーミングとは、肯定的意味付けとも呼ばれるもので、クライエントの言動や症状に新しい枠組を付け直すこと。」(心理学用語集サイト抜粋)と書いてある。

坪田先生は、相談者のネガティブな言葉をうまくプラス思考に変換しやる気をださせていた。

自分自身でリフレーミングをすれば、ポジティブ思考に変換しやる気をだすヒントになりそうだ。


人それぞれやる気にさせる好きな言葉があると思うが、私もその時々で心に残った言葉を手帳に書いている。
そして、手帳を新しくするたびに写し直し好きな言葉が増えていっている。

「心が変われば   行動が変わる
  行動が変われば 習慣が変わる
  習慣が変われば 人格が変わる
  人格が変われば 運命が変わる
  運命が変われば 人生が変わる」  ウィリアム・ジェームス

「深く穴を掘れ、穴の直径は自然と広がる」  矢頭 宣男

「今日起きている出来事は偶然ではない。すべて自分の行動や考え方によって起こっている必然だ。」  不明

「してしまったことを悔やむより、したかったのにしなかったことのほうが、 悔やみが大きい」  ユダヤの格言

「難題の無い人生は 無難な人生
  難題の有る人生は 有り難い人生」  筆談ホステス、斉藤里恵

「仕事を選ぶときはいつも新しい挑戦になるものを選ぶ
  自分のやった仕事のコピーはしたくないから」  ワダ・エミ

先日、車の中で聴いていたラジオで日本人で女性初のアカデミー賞を受賞したこともある衣裳デザイナーのワダ・エミさんがインタビューの中でおっしゃっていた言葉。

お年を出して失礼ですが、今年78歳になられて尚このチャレンジ精神!見習いたいです。