2015年5月9日土曜日

博多ブーム

わたしの中で博多ブームが起こったのはあるドラマがきっかけだ。

「めんたいぴりり」は博多華丸主演のテレビ西日本が創立55周年記念ドラマとして制作したドラマで全16話の連続ドラマである。
TUTAYAに行ったときにタイトルにひかれてたまたまDVDを借りた。

内容は辛子明太子を日本で初めて製造販売したことで有名な「ふくや」の創業者がモデルとなっている。主人公の川原俊夫の家族やそれを取り巻く人々の笑いあり涙ありのホームドラマだ。
スタッフや出演者も地元福岡を拠点に活躍しているタレントを多く起用していて、ローカル色が濃くいい味をだしている。
博多弁のセリフの「のぼせもん」「うれしか~」などつい口についてでる。

これを見てから、博多華丸大吉のファンになり、私の中で博多ブームがおきて、思い立って博多にも行ってしまったほどだ。
もう博多ブームというより「めんたいぴりりブーム」といった方がいいかも。

「めんたいぴりり」は高視聴率で、舞台にもなりATP賞・奨励賞やギャラクシー賞・奨励賞なども受賞している。今年続編の「めんたいぴりり2」も放映になったが、オンエアーで見られなかったのでDVDの発売が待ち遠しい。まだ見ていない方はぜひ。

ところで、「めんたいぴりり」がきっかけで、博多にまで行ってしまった話だが、グルメ情報をたよりにもつ鍋、とんこつラーメンを食べ、それからもちろん明太子もお土産に買って帰ったが、太宰府天満宮の名物「梅ケ枝餅」が食べたくて太宰府天満宮まで足を延ばした。
東京のデパートで開催される「九州展」で出会って「梅ケ枝餅」と聞けばつい買わずにはいられない。
「梅ケ枝餅」の本場には有名な「かさの家」さん以外にも参道にお店が立ち並んでいて、どこも行列だ。
もち米の生地でつぶあんを包み焼いただけのシンプルな焼き餅だが、もっちりしているが香ばしくあんこも小豆の風味がしっかり感じられる甘さだ。

大宰府天満宮ではもうひとつ、うまいもんに出会った。
十二堂えとやの「梅の実ひじき」だ。全国ふりかけグランプリ・準グランプリの宣伝にひかれて味見してみたら、カリッとした小さめの梅の実がごろごろ入っていて忘れられないおいしさ。お土産に10個買って帰り、職場やご近所に配ったら大評判。家族で取り合ったというお宅も。我が家用2個あったが、お弁当にも飯友にもピッタリですぐになくなってしまった。
やっぱり地元に行ってみないと知らないうまいもんはまだまだありまっせ。

中州の春吉橋から