2015年5月27日水曜日

モヒートにはイエルバ・ブエナ

夏が近づいてきて、たまに暑い日があるとモヒートが飲みたくなる。
モヒートはラムとライムとミントをソーダで割ったちょっと甘いけどサッパリしたカクテルだ。

何年か前の『嵐にしやがれ』のコーナーで、J-WAVEのDJロバート・ハリスさんが桜井君にモヒートの飲み方を伝授していたことを思い出すが、その時、ヘミングウェイが一番好きだったカクテルだとか、モヒートにはキューバ音楽だなど大人の男の飲み方を教えていた。

私は嵐ではなくロバート・ハリスさんに興味があって見ていたのだが、ラジオでいつも声しか聴いていなかったが、ご本人もとても素敵な方だった。

番組で行ったバーではバーテンさんが、自家製のミントを栽培したのを使っていた。
美味しいモヒートにはフレッシュミントが欠かせないのだ。

私はカクテルが好きで、2件目はショットバー派なのだが、モヒートにこだわっているショットバーにいくと、ミントではなく『イエルバ・ブエナ』を使っている。
そこのバーテンさんの話では、モヒートの発祥キューバでは、ミントではなく、このイエルバ・ブエナというハーブを使うとのこと。

ラムはハバナクラブの3年ものがいいとか、バカルディのホワイトラムがいいとかそれぞれ好みがあると思うが、ハーブはイエルバ・ブエナでないと本物のモヒートに非ずらしい。
イエルバ・ブエナは野性味のあるいい香りでラムとのバランスがいい感じがする。

巷では、モヒートは大流行なようだが、わたしは夏には『カイビリーニャ』もおすすめなのでおいてあるバーがあればぜひ飲んでもらいたい。

カイピリーニャはブラジル伝統のカクテルで、ブラジル料理のシュラスコに行くと必ずおいてあるカクテルだ。
ラムと同じさとうきびを蒸留させてつくったカシャッサ(ピンガもと呼ばれる)はブラジル特産のスピリッツでラムよりも風味が豊かで重厚だ。
カシャッサをベースにライムと砂糖を砕いた氷と一緒に混ぜ合わせる。

カシャッサを置いてあるバーがなかなかないので、ラムで作ってもらったりもするがやっぱり違うんだなー。

これは残念ながらミントで