2015年5月25日月曜日

照ノ富士の優勝

大相撲五月場所の千秋楽の結びの一番は白鵬と日馬富士の対戦だった。
白鵬は11勝3敗。照ノ富士は碧山を寄り切ってすでに12勝3敗を決めていた。
同部屋(伊勢ヶ濱部屋)の兄弟子日馬富士が勝てば、照ノ富士の優勝が決まる一番。
日馬富士が負ければ、白鵬と照ノ富士の直接対決だ。

相撲ファンなら見逃せない一番だが、私は遊びに出かけた帰りの車の中で、車内テレビの音声だけを聞いていた。
しきりの度に歓声が大きくなり、いよいよ時間いっぱいになって場内の歓声が最高潮になった音に混じってアナウンサーの興奮した実況の声がつづき、日馬富士が寄り倒しで白鵬を倒し、照ノ富士が優勝を決めた瞬間車内に拍手が響いた。
白鵬は史上初となる2度目の7連覇を逃した。

白鵬は初日に逸ノ城に負けてなんとなくいつもの精彩を欠いている感じがしたし、豪栄道に負けたときの態度も潔くなかった。
大横綱の風格をつけてきたと感じていたし、応援もしていたので残念な気持ちだ。

照ノ富士はこの優勝で大関昇進を確実にしたが、大相撲を盛り上げるには強い横綱が必要なので、まだまだ白鵬にはがんばって欲しい。
平成生まれで初の大関誕生は新しい時代の幕開けかもしれない。

私の贔屓の勢は10勝5敗、豪栄道は途中怪我で休場になったが勝ち越してよかった。
豪栄道は大関になってから引く相撲が多くなっているように思う。
怪我を治して持ち味の攻めの相撲で復帰してほしい。

いやー相撲って本当に面白いですね。
照ノ富士優勝おめでとう!
これからもすばらしい相撲を見せてください。