2016年3月3日木曜日

【日本橋散策】下田直子ハンドクラフト展と島根館のがいな丼

2月の温かい日曜日。
バレンタインデーのチョコを買い求める客でにぎわう日本橋三越に行ってきた。

大好きな手芸作家の下田直子さんの『ハンドクラフト展』を観るためだ。


会場は多くの女性でにぎわっていて、改めて今手作りブームなのだと感じた。

下田直子さんの初期のころからの作品が一堂に観ることができ、その作品数の多さと枯れることのない創作意欲におおいに刺激を受けた。

常に新しいテクニックを取り入れ、伝統的な意匠と新しいデザインの融合、何よりそのすばらしい色彩感覚はさすがだ。

ニットデザイナーとして「FICCE UOMO」に勤務されていた経歴をうかがい納得。

「FICCE UOMO」といえばバブル期のデザイナーブランドで、今はドン小西で有名な小西良幸がデザイナーのカラフルな色使いのニットが売りだったブランドだと記憶している。
当時ビートたけしがよく着ていた。

来場者の感想文が壁に貼られている中に、スタイリストの高橋みどりさんを発見!
高橋みどりさんの直筆とイラストを拝見できてラッキー!な気分。
「下田さんの作品は素晴らしく、ご一緒にお仕事できたことを誇りに思います。」というような感想だったと思う。そして一番お気に入りのバックのイラストを添えてあった。

わたしが一番気に入ったのはスモック刺繍のコーナー。
ものすごく細かくいろいろなテクニックで刺してあって、平面な生地が摘み方で驚くほど立体的で陰影のある刺繍になるところだ。

いつか私もカッコイイスモックのバックを作りたい・・・と思っている。

アンテナショップ 日本橋島根館

島根館に隣接している「主水」


それから、日本橋に来たら絶対食べようと決めていた島根館にある「主水」の「焼き鯖のがいな丼」を食べた。
「がいな」とは島根の方言で「スゴイとか大きい」の意味。


「主水」のメニュー

がいな丼はひつまぶしのように、1杯目はタレをかけてそのままよく混ぜて食べ、2杯目は薬味を入れて食べ、3杯目は特製だしをかけてお茶漬けにして食べる。

ボリューム満点で、焼き鯖のほぐし身、いくら、大葉、のりが乗っていた。
いやー美味しかった。
次は、数量限定で売り切れたいた「海鮮がいな丼」も食べてみたい。

焼き鯖のガイナ丼

おととしに出雲に旅したときにはがいな丼にはめぐり合わなかった。
東京は全国のうまいもんが集まるいいところだ。