2015年8月16日日曜日

【御朱印】川越氷川神社と縁むすび風鈴

川越氷川神社は古墳時代の欽明天皇2年9月15日に創建されたと伝えられ、室町時代の長禄元年(1457年)に川越城の築城にあたった太田資長(のちの道灌)によって城下の守護神・藩領の總鎮守として歴代城主に篤く崇敬された神社である。

川越氷川神社の御朱印
本殿

お盆休みの日中に訪れたが、若い人たちでにぎわっていた。
昔から縁結びの神様として信仰を集めているご祭神、五柱の神様があり、今では夏限定の催事「縁むすび風鈴」でも有名だ。

竹毬風鈴オブジェ

境内の涼しげな風鈴の音と、色とりどりの風鈴に目がとまる。
11色の風鈴が無数に吊り下げられていて、参拝者は木の短冊に願い事を書いて風鈴に結ぶ。

風鈴回廊
 風鈴以外に、釣竿で鯛の形のおみくじを釣るコーナーもあり、参拝した人が楽しめる工夫がそこかしこに感じられる神社だ。

鯛のおみくじ一年安泰
鯛のおみくじ あい鯛

本殿の前に湧き水の御神水が流れる「祓い川」があり、ここで「人形流し」(ひとがたながし)ができる。



人形流しの紙
人形流しの方法

川越氷川神社には数多くの摂社、末社があるが、そのうちのひとつに全国でも珍しい『柿本人麻呂(人丸)神社』がある。

万葉集の歌人柿本人麻呂は学問、歌道に優れていることで知られており、学問・歌道の神様、安産・火防の神様として信仰を集め奉られている。

人麻呂を人丸とも呼ぶことから、「火止まる」「人産まる」で火防、安産の神様としても奉られているようだ。
 
柿本人麻呂(人丸)神社