2015年7月17日金曜日

【御朱印】加茂別雷神社(上賀茂神社)

 昨年の春に京都を訪れ、加茂別雷神社を参拝してきた。

加茂別雷神社は別名上賀茂神社という呼び名で山城国一之宮・平安京の守り神として平安時代以前より京都・洛北にある神社である。

一ノ宮とはその地域でもっとも社格の高い神社で、山城国は「上賀茂神社」と「下鴨神社」。

御朱印にも「山城国一ノ宮」と書いてある。


上賀茂神社の御朱印


行事の掲示板

上賀茂神社の境内を流れる小川。
「ならの小川」は神社本殿の左右から流れ、橋殿でひとつにな る。 

『風そよぐ 楢の小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける』  藤原家隆

百人一首の舞台にもなった小川。
清らかで心があらわれる。



上賀茂神社の「ならの小川」。

ソメイヨシノはとっくに散っていたが、しだれ桜は満開の見ごろ。


上賀茂神社のしだれ桜
5月の加茂競馬(かものくらべうま)のリハーサルをやっていて、神馬(しんめ)を拝むこともできた。

近くで見ると、馬の走る音も臨場感があり迫力があった。

天下太平と五穀豊穣を祈願する行事で、毎年5月5日に開催されている。
平安時代が起源で『徒然草』にも出てくる。

それから、「上加茂手作り市」も開催していて、手作りのクラフトやお菓子を見て回った。

競馬に出る馬
これから走る馬
上賀茂神社の競馬


細殿の前の「立砂」は、神様が降臨された上賀茂神社の北にある神山を模して作られたと言われており、鬼門や裏鬼門に砂をまき清める起源とされている。

ものすごくきれいな円錐の形に盛られていて、よく見るとてっぺんに松葉がさしてある。

私が行った日に、古式ゆかしい結婚式がとりおこなわれていた。
世界遺産で結婚式をあげるなんて素敵ですね。

上賀茂神社の細殿前の立砂