2015年5月7日木曜日

勝手に最中・もなか

世の中にあまたあるおいしいものを勝手におすすめする「勝手に〇〇」。

第1回目は「最中 もなか」

最中好きである。
あんこ好きとも言えるが、あんこに薄いがパリッとした感触の生地が合わさるとなんともいえない。

最中好きになるきっかけ
大阪 高麗橋 菊屋の最中

わたしは大阪生まれの大阪育ちである。
父が菊屋の最中が好きで、何かにつけおもたせにしていた。
押し付けがましくなく上品な皮に包まれて餡もすっきりとした甘さで割りと大きめであるが飽きずに一個食べてしまう。

こしあんの名菊最中とつぶあんの瓦最中があるがわたしはどちらかというとつぶあんが好き。

東京で暮らすようになり、一度無性に食べたくなって東京で売っているところを菊屋さんに問い合わせたところ「店を広げたら味が変わりますので、大阪でしか販売していません。」とのお答え。
うーんやるなー菊屋さんと、またまた食べたくなってしまいました。

父が亡くなった後も、命日には菊屋の最中をお供えしています。


行列ができることで有名な
吉祥寺 小ざさの最中

今からん十年前、東京に移って最初に住んだ町は井の頭。
井の頭公園を抜けて、吉祥寺に買い物に出ていた。

ハモニカ横丁を抜けたあたりに、なにやら行列があり何かと尋ねてみると最中を買うために並んでいるとのこと。
最中と聞いて思わず並んで買ってみた。
押しつけがましくないあっさりした餡に小ぶりの最中が気に入り、以来お土産やお返しなどに使わせてもらっている。

今は隣の「肉の佐藤のメンチコロッケ」も行列になっているのでまぎらわしい。

羊羹も名物で、こちらは一日50本限定で毎朝8時15分から整理券を求めて行列ができている。

ちなみにこの小ざささん。
1坪の店舗で羊羹と最中の2品だけにかかわらず、年商3億とのこと。

毎朝早くから餡を作っているおばあちゃんの職人技の仕事をテレビで見たことがあるが、一日50本の羊羹もうなずける。

わたし羊羹はまだ食べたことありません。
あー食べてみたい・・・。

【勝手に最中】はつづく。

適楽適論に来てくれてありがとうございます。